息子のごはん③1歳2ヶ月 いよいよ卒乳⁈

先日、小児科専門医の指導を受けてガリアという成長過程のミルクを飲ませてみることにしました。

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息子はこれがいたく気に入って、朝からゴクゴク飲みます。

寝起きが一番機嫌が悪くて、朝だけ未だに授乳していたのですが、ミルクを飲ませたらピタっとご機嫌になります。

朝一にミルクを飲ませはじめてから、授乳はなくても平気になりました。月曜の朝に授乳したのが最後なので、もう5日になります。

卒乳ということで、よいのでしょうか…?

 

卒乳時には、涙を流すお母さんも多いらしいのですが、わたしはガッツポーズでした。笑

少し寂しさもあるのですが、解放感の方が圧倒的に優っています。産院の先生には2歳まであげるようにと言われていて、できればそうしたいなあと思っていたのですが、二足歩行しはじめて、だんだん幼児っぽくなっきた息子をみていると、なんだか、授乳に違和感が出てきたんですよね…。

日に日に知恵がついてくる息子を見ていて、そろそろ止めないと、記憶力や感情が豊かになればなるほど止めるときが面倒になるぞという計算もありました。笑

 

結果的に、大きな抵抗もなくここまで来たので、まあ止め時だったのだと思います。

 

ガリヤ様様です‼︎

息子のごはん②1歳2ヶ月 フランスの同じ月齢の子の食事とは

先日の小児科専門医の先生に診ていただいた際、食事の指導もしていただきました。

とはいえ、日本人とフランス人では、体質も文化も違うので、この月齢の子の食事について参考までに、という感じで強制的ではなかったです。(話によると、フランス人にはなかなか厳しい指導をする先生で有名なんだとか)

 

伺った1歳2ヶ月のフランスの赤ちゃんの食事例は下記の通りだそうです。

 

※2歳になるまで、500mlの乳製品を要摂取。

うち240mlはミルク(牛乳は与えてはいけない)、残りは乳児用ヨーグルト、チーズなどで良い。

 

<朝食> Lait de croissance (成長過程のミルク) 240ml

      ビスケットまたは食パン

 

<10時のおやつ>  フルーツジュース、ビタミンD

 

<昼食>  野菜と肉、または野菜と魚、または野菜のみ 

       を潰したものをスープスプーン3杯分(野菜のうち1/3はじゃがいも)

      

      肉または魚または固ゆで卵の黄身の部分

       を潰したものをコーヒースプーン3杯分。 

       (卵は白身を捨て、月に2回程度にする)

 

       デザートに乳製品+コンポート(潰した果物)

 

<16時のおやつ> 乳製品、コンポート、焼き菓子又はビスケット

 

<夕食>   Lait de croissance(成長過程のミルク)240ml

       

       野菜のペースト、または幼児向けのスープ、

          または野菜を潰したものをスープスプーン3杯

       

       チーズとバターをひとつまみずつ

    

      デザートに乳製品、コンポートまた潰した果物

 

また、腸に負担がかかるので、インゲンや豆類は控えること、とキャベツやカリフラワーなどのアブラナ科(なぜかブロッコリーはいいらしい)も食べさせないよう、とのこと。

 

なかなか衝撃的でした。

フランス人、1歳過ぎてもつかみ食べしないの〜!

つかみ食べできるのってチーズとビスケットくらいじゃ・・・。

そしてさすがに乳製品取りすぎでは。

 

うちは、もう大人が食べるものを、柔らかくしたり刻んだりしてあげていたので、全然違うなぁ。日本の小児科の先生も、なんでもあげていいと言っていたし、どうすればいいのか....。

 

しかし、そういえば納豆はウンチにそのまま出てきたりしていたし、豆類が腸に負担がかかるのは確かにそうなのかもしれない。

こちらでは、奥歯が生えるまでは、ミルク中心で、徹底して柔らかい食べ物しか与えないんだなあ。

日本ではつかみ食べが発達上大事だと、いわば洗脳的に言われて、鵜呑みにしていたけど、離乳食はもう少しスローペースで良いのかもしれない、などなど、色々参考にはなりました。

 

これだけバシっと決められていると、迷わなくて済むのが羨ましいい気もしました。

共働きが当たり前のこの国では、一歳までに保育園に入る子がほとんどだから、ママが準備するのは朝夕のミルクとコンポートだけ。

しかも液体ミルク!

 

日本で離乳食の進みが悪くてすごく悩んでるお母さんがたくさんいたけど、その子その子のペースがやっぱりあって、奥歯が生えてくる頃に食べられるようになればいいなら、かなり余裕を持って取り組める気がします。

 

まだ一歳に満たない赤ちゃんが離乳食食べないとか、なかなかつかみ食べしない、と悩んでいる日本の全てのお母さんに、このこと伝えたい!!

 

フランス、子育ても離乳食もなんだか楽だなあ。

みんな子供たくさん産むはずだなあ。

 

日本の食材(しらすや桜エビとか)が手に入るわけでもないし、多少は乳製品の力も借りるか、と離乳食売り場を見に行って、色々試してみることに。

基本は、今まで通り、ご飯とお味噌汁だけど、時々はパンも食べさせたり、ミルクに頼ったりコンポートも食べさせてみよう。

日本では、卒乳しても特にミルクを飲ませるようには言われなかったけど、こちらの赤ちゃん用のミルクを牛乳代わりにあげてみることにしました。(その過程に必要な栄養素が入っているらしい。)

 

そして、焦って完全食に向かわせずに、野菜や果物は、気持ち柔らかめにしようかな。

 

フランスのベビーフードコーナーのレポートはまた今度!

 

 

 

小児科専門病院へ

木曜日、地元の小児科専門の先生のところに行ってきました。

 

こちらは、一般医と違い、子供の食事や発達について定期的に見くれる先生です。

フランスに来て以来、息子の食事で迷っていたので、いいチャンスと思い、お願いして診てもらうことにしました。

 

生まれた時の分娩方法や胎児の状態から詳しく聞かれ、予防接種の接種履歴を確認してもらい、食事のことを相談し、最後に現在の発達を見てもらいました。

 

予防接種は、日本では定期接種に入っていない、髄膜炎を追加接種することになりました。

それ以外、1歳までに受けなければならない予防接種は日本もフランスもほぼ同じです。

(余談ですが、フランスでは25歳と45歳と65歳の時に、破傷風、ポリオ、ジフテリアを、また65歳〜74歳の間に帯状疱疹も受けるようです。日本では大人になったら定期予防接種を受ける機会ないので意外ですが、近年赤ちゃんの予防接種が増えたことを考えると、いずれ受けるようになるのかもしれません。)

 

14ヶ月と7日現在(フランスでは3歳までは月齢で表現することが多いようです)

息子の身長は75㎝、体重は8,230g、頭の大きさは46㎝でした。

身長が初めて成長曲線の真ん中に!!

これまでずっと成長曲線の下のラインぎりぎりだったので、とても嬉しかったです。

しかし、体重は成長曲線の下のギリギリ。でも、フランスの基準で成長曲線内に入っていたのだからよしとします。

 

最後に、フランスの母子手帳をもらうことができました。

先生が母子手帳に色々書き込んでくださったのですが、データのところに、「蒙古斑あり」とでかでかと書かれたのが意外でした。

そうか、そうだ、こちらの人種は赤ちゃんでも蒙古斑ないんだ。

我々は、モンゴロイドなんだなぁ。と改めて思いました。

 

母子手帳

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記録的猛暑!

ここ数日、フランスは記録的な猛暑が続いています。

 

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フランスの中でも北の北、国境近くのこの街でも、日中は30度を越え、暑い暑い。

しかも、日の入りも22時頃なので、けっこう寝苦しいです。

 

まさか6月のフランスがこんなに暑くなるとは思わず、夏服も半分は7月に届く船便に入れてしまっていたので、服が足りません。(特に息子の)

日差しが強いので、なかなか外出もできず、息子はすごく不機嫌。

せめて帽子を被ってくれたら、出かける気にもなるのですが、最近は帽子を嫌がり、かぶせても器用に脱ぐので、なかなか難しいです。

 

昨日は午後の間、ずーっと退屈だぞーとぐずって泣いていました。

私も疲れてしまって、暑いし、息子はずっと癇癪を起こしてるし、なかなか険悪な空気が我が家に充満しました。

何をする気力もなくなり、寝室に連れていって、布団に横になって寝たフリをしていたら、本当に寝てしまっていて、気がつくと息子も両手におもちゃを握ったまま、泣き疲れて寝ていました。

 

寝顔を見ていると、悪かったなぁと後悔の念に苛まれます。

 

このお家に来てから、近くには湖しかないし、家に息子とずーっと二人きり。

息子は可愛いけれど、とても辛い気持ちになることがあります。

息子がぐずっていても、もしもう一人誰か大人がそばにいて、「なんか機嫌悪いねー」と話せたら、少しは気持ちも楽になるのですがね。

でも、いないものは仕方ない。

 

考えた結果、攻撃は最大の防御、しかないと思いました。

つまり、息子のぐずりから逃げずに、もう積極的に能動的に楽しむしかないということです。

 

昨日の反省を生かし、今日は午後は庭の日陰でシャボン玉であそんだあと、お風呂にぬるーいお湯を張って水浴びをさせたら、ご機嫌でした。

所詮は1歳児、水をパシャパシャできれば満足なようです。

 

今週末は、おもちゃ屋さんに行って、水遊びセットでも買おうかな。

 

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お外に行きたかったね、ごめんね。

 

おもちゃ

最近、穴落としのおもちゃを買い足しました。

日本にいるときに丸○と三角△と四角□だけの、簡単なものを持っていたのですが、すごく熱心に遊んでいたので、似たようなもので少し難易度が高いものを選びました。今回は☆星や十字形もあります。

 

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案の定、夢中になって遊んでいます。

まだ手助けしないと、上手くは入れられませんが、今日一緒に遊んでいると1ヶ月前と大きな変化がありました。

以前は、穴の中に、ミニカーや人形や入るものをなんでもいれて喜んでいたのですが、 今は、違うおもちゃはよけて、付属のブロックだけを入れようとします。おもちゃのカテゴリー分けができるようになっているみたいです。

また、以前は何回か試して上手く入れられないと、ブロックを投げていたのですが、今日は何回か試してできないと、わたしにブロックを差し出し助けを求めてきました。

(差し出したブロックは離さず、一緒に握って一緒に入れます)

そして入ると、パチパチして喜びを表現します。

まだ図形は理解できていないみたいで、丸の穴に三角のものを入れようとしたりしてますが、少しの成長がとても嬉しかったので、記念に記しておくことにしました。

 

Bon familles !!!

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日曜日は、家族で湖で過ごしました。

近くのパン屋さんで、サンドイッチを買い、(息子にはおにぎりを持参)、夫はビールを抱えて、のんびりピクニック。

 

ご飯の後は、いつものお散歩コースを3人で歩きました。お父さんがいるから息子は大はしゃぎ‼︎

犬のお散歩をしている人もいつもより多く、動物が大好きな息子は、それにもとても喜んでいました。

 

お散歩する犬を観察したり、花を摘んだり、葉っぱをちぎったり、枝を揺すったり、大忙し。

野生のアヒルや鴨が泳ぐ湖、本物の自然が身近にある環境で息子と過ごせることを、とても幸せに思います。

 

そんな気持ちが伝わったのでしょうか?

ひとしきり遊んで、帰ろうとしていると、突然、木陰に車を停めて休んでいたおばあちゃんに呼び止められました。

「あなたたちはとても良い家族!わたしはずーっとここであなた達を見ていたの。その子はとてもハンサムで、かわいいし、本当に幸せね!幸運がやってくるわ!本当に素敵な家族‼︎」

と、急にべた褒めされました。

びっくりしたけど、とても嬉しかったです。

このように、フランス人は思ったことを感情のまま、ストレートに表現します。赤の他人であっても。笑

 

木漏れ日の優しい光、芝生の草の匂い、鳥のさえずり、アヒルの鳴き声、澄んだ空気、たくさんたくさん、息子の記憶に刻まれますように、と願いながら、毎日を過ごしています。

 

成長あれこれ。

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今日も夕食後に湖のほとりをお散歩。

アヒル達が、陸にあがって羽根をかわかしていました。

 

こちらの生活もだいぶ落ち着いてきて、息子の機嫌もだいぶよくなりました。

と同時に、色々成長しています。

まず、積み木が積めるようになりました。

すこし前から積もうという意思は見られたのですが、昨日(6月7日)はじめて3つ積むことに成功!

あとは、わたしの注意を引きたいときに、意思を持って悪いことをします。

例えば、生ごみをあさったり、口に入れたら怒られると分かっているものを口に入れてクチャクチャしたり。

構って欲しい時に、絵本を持って来たりもします。絵本を持って来たときだけは、家事をしていても、手を止めて読んであげるからです。

最後には、「マッマ」と呼びます。

わたしが喜んで飛んでくるとわかっているのです。

 

やったら怒られる遊びをするときは、わたしに背を向けます。わたしが声をかけると、ビクっとします。

 

些細なことばかりですが、毎日小さい喜びに溢れています。