フランスの保育士さん

9月に入りバカンスが明け、街が動き出しました。

 

今週から、児童館もはじまりました!

7月から2ヶ月間のバカンス、本当に長かった…!

 

フランスには、日本のように子連れで、しかも息子のような1歳児を連れて行けるところは、ほぼありません。

 

いや、わたしが住んでいる街は田舎なので、もしかしたら、パリや大きな都市にはあるのかもしれませんが。

 

日本では家から徒歩で行けるところに児童館があり、子どもと一緒に行けるカフェレストランもたくさんあったし、ボーネルンド等の本格的な遊び場もありました。

しかし、こちらは、児童館だけが唯一にして最大の遊び場‼︎

 

木曜日、久しぶりに児童館へ…。

 

息子は大喜びでおおはしゃぎ。

 

児童館は、月曜と木曜の午前中だけやっていて、ママも一緒でなければはいれませんが、一応3人くらい保育士さんもいます。

 

その保育士さんが、日本の保育士さんとあまりにイメージが違ってて面白いです。

 

うち1人の金髪(地毛だと思われます)ショートに真っ赤な口紅、黒づくめの服(革パン)、かなりハードなスタイルで、受付カウンターでコーヒーを立ち飲みしている30代半ばくらいのマダム。

 

はしゃいでキャーと走りながらぶつかってしまった息子は、見上げて一瞬ビクッとしてました笑

 

優しい笑顔で頭を撫でてもらったのに、固まって眉間に皺をよせる息子。笑

 

本当に自由の国だなぁと思います。

こどもはすごい

息子といると、子どもはすばらしいな、といつも思います。

 

お父さんとお母さんが笑っていて、そばにいてくれたら、それが一番の幸せなんです。

 

自分はなんでもできるようになる!と信じていて、ひたむきに努力します。(テーブルの上のものを掴んだり、それはたいていわたしにとっては困ること)

 

何かができるようになる喜びを知っているのです。

 

とても、シンプルです。

 

人間って、最初はこんなに大事なことをちゃんとわかっていたはずなのに、いつ忘れてしまうのでしょうか?

わたしが今何かにチャレンジしようとしても、リスクがまず頭に浮かぶし、できるようになるメリットが思い浮かばなければ、努力するのが惜しいとすら思ってしまいます。

 

できることなら、息子にはこのまま、興味あることに飛び込み、没頭して、ときめきながら、大切な人の笑顔を糧にするような一生を終えて欲しいな、と思わずにはいられません。

 

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困ったこと

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息子、1歳4ヶ月、ますます理解が進んでいて、面白いです。

 

が、困ったことがあります。

なぜだかわかりませんが、わたしが服を着替えると泣くのです。普通に泣くのではありません、号泣です‼︎

 

息子と遊んでいて、ふと暑くなって上着を脱ぐと号泣。

外で遊んでいて、肌寒くなってカーディガンを羽織ると号泣。

お風呂に入ろうと服を脱ぐと号泣。

寝る前にパジャマを着ると号泣…。

 

ついでに、暑くて髪をしばっても泣きます。

 

なだめるのが、とっても大変!!

 

なぜなのか、さっぱりわかりません。

最近は寒暖差が激しく、暑かったり寒かったりするので、余計に着替える機会が多いので、本当に困っています。

 

息子が成長する過程で、ぐずったり機嫌が悪かったり、扱い辛い期間が過ぎると、いつもぐんと成長するので、これも何かの過程なんだと思います。

 

メンタルリープ、というのを参考にしているのですが、いま息子は第10のリープ中なのだそうです。

 

メンタルリープ一覧↓

http://wonderweeksjpn.com/all_leaps/

 

• 「これは自分でできる」という考えを抱く。
• 「自分には自分なりの考えがある」という感情を抱く。
• 「僕はやりたいようにやる」「さぁ、それに対してママはどう反応する?」とでもいうくらい聞きわけがなくなったり、いたずらっ子になる。
• 自分が (広義の) 家族の一員であることを理解し、おじいちゃんおばあちゃんとの電話が好きになる。

いくつか進歩があるのですが、当てはまる部分がたくさんあります。

 

とくに、わたしの反応をみるためのたくさんのイタズラ!

 

食事中に、テーブルに足を乗せ、わたしが注意するのをニヤニヤしながら待っていたりします。

 

この頃は、理解できない恐怖心が芽生えるそうです。そういえば、よく夜中にうなされています。

 

わたしが服を着替えても泣かなくなったら、今の息子にはもう2度と会えないのだ、と思うと、困ったことのはずなのに、寂しくなるから不思議です。

 

 

 

 

成長あれこれ 1歳4ヶ月

最近できるようになったこと。

 

こんにちは、というと、頭を下げます。

一緒に膝も曲がるので、おかしいです。

 

おもちゃのスマホで、なにやら誰かとしゃべっています。けっこう大きな声です。笑

 

家にある絵本を完璧に暗記しています。

絵本の一節を言うと、その本を持ってきます。

かなり長い文章にも耐えられるようになりました。

 

〇〇くんがいないーと言うと、以前はすぐ顔を出したのに、最近はしばらくニヤニヤしながらジーッとしています。時には更に隠れたりします。

 

適当にポイポイやっているようで、どのおもちゃをどこに入れたか結構正確に覚えていて、どこにやったの?くださいと言うと持って来てくれます。

 

外遊びのとき、植樹してあるようなちぎったり触ったりしたらいけないものにイタズラしようとしたとき、「よしよしする葉っぱよ」というと、イタズラをしません。イタズラをやめたら、褒めて!という笑顔で、自分の頭をよしよししてアピールします。

 

以前は、レールも電車もぐちゃぐちゃにしていた電車のおもちゃ、興味深そうに連なる電車を眺めるようになりました。

 

成長ひとつひとつに、感動があります。

 

 

 

 

再・パパっ子

息子はまだまだパパロスに悩まされています。笑

 

休みの間、お風呂はお父さんが入れていたので、わたしがお風呂に入れようとすると、大泣きしてお父さんを探します。

 

わたし、生まれてからずーっとずーっと毎日毎日あなたをお風呂に入れていたんですけど?笑

 

息子は大泣きしてかわいそうだけど、わたしは、

(お父さんが大好きでよかったね)

(あの人がお父さんで、この子は幸せだなあ)

(お父さんは仕事でこの子に会えなくてかわいそうだなあ、そのぶんわたしはこの子との時間を大切にしよう)

 

と、泣けば泣くほど、妙に温かい幸せな気持ちに満たされています。

続・パパっ子

パパの夏休みが終わりました。

 

夏休みの3週間、息子は朝からパパべったり!

たくさん遊んでもらって、抱っこしてもらって、ごはんもお風呂も寝るのも一緒。

いつもギャハギャハ笑う声が家中に響いていたのに、今日はとても静かでした。

 

午前中のお昼寝の前、一回だけパパを探して大泣きしました。玄関に続く扉を指でこじ開ける仕草をしていたので、お父さんを探しているのだとわかって、それを見ていると可哀想で、わたしも涙が…。

2人で抱き合って泣きました。

 

生まれてから最近まで、息子が泣くのは、お腹空いたとか、眠いとか、なんか具合悪いとか、そういう原始的な理由だったのに、大好きなパパに会いたくて泣く姿に、息子の心の成長を感じて、嬉しくもありました。息子の気持ちに共感して泣いたのは、息子が生まれてからはじめてのことでした。

(泣き止まない息子が、なんで泣いているかわからなくて、一緒に泣いたことはあります笑)

 

パパがいる休み中わたしのところへは、1日に数回抱っこをせがみに来て、1分くらい休憩するだけで、すぐにどこかに行ってしまう感じで、わたしは寂しいくらいでした。

 

きっと、ママだけの世界じゃなく、そとの世界に羽ばたく心の準備が息子にできはじめたのだと思います。9月から託児所に通いはじめるのはいいタイミングなのかもしれません。

育児はあっという間、という言葉の意味が、ようやくわかりかけて来た気がしました。

 

寂しいけれど、わたしの気持ちは関係なくて、その時々の息子の成長にあった環境を作ってあげて、気持ちに寄り添っていきたいな、と思っています。

 

 

パパっ子

 

7月29日から、夫が3週間の夏休みに入りました。

待ちに待った夏休み‼︎

息子もパパがいて、大喜び。

 

ずーっと、パパのそばにべったりいます。

パパの姿が見えなくなると、泣きます。わたしの時は泣きません。笑

わたしが抱っこしようとすると、全力で拒否します。そうですか、そうですか。

 

抱っこも寝るときも、パパじゃないと嫌がります。

ここまでパパっ子だったとは‼︎

 

おかげさまで、わたしは起きたい時に起きて、寝たい時に寝る夢のような生活。

息子が生まれてからはじめての、この解放感を満喫しています。孝行息子でよかったよ。

 

今から、夏休み明けが恐ろしい母です。