フランスのバス

街中まで、歩くと30分弱かかるので、たまにバスを利用します。

 

フランスのバスは、いや、この街の、かもしれませんが、難易度が高いです。

なぜなら、停車するバス停の事前アナウンスがないことが多々あるのです!

 

自分が降りるバス停の場所を明確に把握し、もう次だ!と思ったら「停車してください」というボタンを押さねばなりません。

もちろん、日本のように、念のため停車とか「通過します」というアナウンスはなく、降りる人にも乗る人もいないようなら、減速なしのすごいスピードで通り過ぎるので油断なりません。

そして、時には停車ボタンを押していても、うっかり止まるのを忘れる運転士さんもチラホラいます。

 

また、停車アナウンスがあっても、実際の進行状況とズレているときもあるので、たとえアナウンスがあるからと言っても安心はできません。

何度か、ズレたアナウンスに惑わされて、降り損なったこともあります。

何もかもが本当に適当!笑

 

あと、停車ボタンが異様に少ないです。

いや、日本が異様に多いのかもしれません。

 

こちらの人は、自分の近くにボタンがない時は、気軽にボタンの近くにいる人に頼むのです。「次降りたいから押してくれない?」と。

日本人みたいに、誰かに頼んで手を煩わせて申し訳ない、なんて微塵も思わない大らかなコミニュケーションがあります。

「ありがとう、よい1日を!」とお礼を言う姿は、とても清々しくて素敵です。

 

バスに乗っても、ベビーカーを畳む必要はありません。必ずそばにいる人が、「手伝いましょうか」と声をかけて気にかけてくれます。

 

日本と違うところも多いけれど、見習いたいところがたくさんあります。

ギャルドリデビューを果たしました

 1歳4ヶ月の息子、9月からギャルドリデビューしました。

 

ギャルドリとは、保育園でも幼稚園でもない、託児施設のことです。

母親が働いていなくても、空きさえあれば入れます。

フランスでは、母親にも休養が必要という認識が広く広まっていて、こういう制度がとても充実しています。

費用は税金で賄われているので、一時間4ユーロほどです。(500円くらい)

 

最初は、たいてい母子分離が難しく、たいていの子は泣いてしまうので、初回は15分。

15分泣かなかったら30分、45分、1時間と時間は徐々に伸びていきます。

慣れるかは、その子次第で、初回から30分泣かない子もいれば、1年経っても15分泣いてしまう子もいるそうです。

 

さて、初回。

うちの息子は15分なき叫んでいました。

呼吸困難になるほどの泣きです。

先はとても長そうです。

 

 

フランスのレジにて

フランスで買い物していて、レジで何度か遭遇した場面。

 

商品になぜかバーコードや値札がついてなくて、レジの人に、「これいくらだった?」と聞かれるのです。

 

正直、あんまり値段見てなかったり、だいたいしか覚えてなかったりして、焦ります。

 

そんな時。

 

「うーん、5.5€くらいだったかなあ?」というと、「わかった5€ね!」

とそのまま言い値を手打ちするのです。

 

ある時は、パック詰めのハムになぜかバーコードがついてなくて、

 

「うーん…」と黙ってしまったわたしに、

「1.5€でいい?」と聞いて、

「あなたが良いなら…」

 

と言うと、1.5€ピッと手打ちして終わりです。

 

わたしが外国人でわけがわからないからそうなるのか、

 

そもそもフランス人なら、ちゃんと値段暗記しているのか、

 

その金額の誤差はどう処理されのか、

 

などなど、疑問がたくさんです。

 

フランスの保育士さん

9月に入りバカンスが明け、街が動き出しました。

 

今週から、児童館もはじまりました!

7月から2ヶ月間のバカンス、本当に長かった…!

 

フランスには、日本のように子連れで、しかも息子のような1歳児を連れて行けるところは、ほぼありません。

 

いや、わたしが住んでいる街は田舎なので、もしかしたら、パリや大きな都市にはあるのかもしれませんが。

 

日本では家から徒歩で行けるところに児童館があり、子どもと一緒に行けるカフェレストランもたくさんあったし、ボーネルンド等の本格的な遊び場もありました。

しかし、こちらは、児童館だけが唯一にして最大の遊び場‼︎

 

木曜日、久しぶりに児童館へ…。

 

息子は大喜びでおおはしゃぎ。

 

児童館は、月曜と木曜の午前中だけやっていて、ママも一緒でなければはいれませんが、一応3人くらい保育士さんもいます。

 

その保育士さんが、日本の保育士さんとあまりにイメージが違ってて面白いです。

 

うち1人の金髪(地毛だと思われます)ショートに真っ赤な口紅、黒づくめの服(革パン)、かなりハードなスタイルで、受付カウンターでコーヒーを立ち飲みしている30代半ばくらいのマダム。

 

はしゃいでキャーと走りながらぶつかってしまった息子は、見上げて一瞬ビクッとしてました笑

 

優しい笑顔で頭を撫でてもらったのに、固まって眉間に皺をよせる息子。笑

 

本当に自由の国だなぁと思います。

こどもはすごい

息子といると、子どもはすばらしいな、といつも思います。

 

お父さんとお母さんが笑っていて、そばにいてくれたら、それが一番の幸せなんです。

 

自分はなんでもできるようになる!と信じていて、ひたむきに努力します。(テーブルの上のものを掴んだり、それはたいていわたしにとっては困ること)

 

何かができるようになる喜びを知っているのです。

 

とても、シンプルです。

 

人間って、最初はこんなに大事なことをちゃんとわかっていたはずなのに、いつ忘れてしまうのでしょうか?

わたしが今何かにチャレンジしようとしても、リスクがまず頭に浮かぶし、できるようになるメリットが思い浮かばなければ、努力するのが惜しいとすら思ってしまいます。

 

できることなら、息子にはこのまま、興味あることに飛び込み、没頭して、ときめきながら、大切な人の笑顔を糧にするような一生を終えて欲しいな、と思わずにはいられません。

 

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困ったこと

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息子、1歳4ヶ月、ますます理解が進んでいて、面白いです。

 

が、困ったことがあります。

なぜだかわかりませんが、わたしが服を着替えると泣くのです。普通に泣くのではありません、号泣です‼︎

 

息子と遊んでいて、ふと暑くなって上着を脱ぐと号泣。

外で遊んでいて、肌寒くなってカーディガンを羽織ると号泣。

お風呂に入ろうと服を脱ぐと号泣。

寝る前にパジャマを着ると号泣…。

 

ついでに、暑くて髪をしばっても泣きます。

 

なだめるのが、とっても大変!!

 

なぜなのか、さっぱりわかりません。

最近は寒暖差が激しく、暑かったり寒かったりするので、余計に着替える機会が多いので、本当に困っています。

 

息子が成長する過程で、ぐずったり機嫌が悪かったり、扱い辛い期間が過ぎると、いつもぐんと成長するので、これも何かの過程なんだと思います。

 

メンタルリープ、というのを参考にしているのですが、いま息子は第10のリープ中なのだそうです。

 

メンタルリープ一覧↓

http://wonderweeksjpn.com/all_leaps/

 

• 「これは自分でできる」という考えを抱く。
• 「自分には自分なりの考えがある」という感情を抱く。
• 「僕はやりたいようにやる」「さぁ、それに対してママはどう反応する?」とでもいうくらい聞きわけがなくなったり、いたずらっ子になる。
• 自分が (広義の) 家族の一員であることを理解し、おじいちゃんおばあちゃんとの電話が好きになる。

いくつか進歩があるのですが、当てはまる部分がたくさんあります。

 

とくに、わたしの反応をみるためのたくさんのイタズラ!

 

食事中に、テーブルに足を乗せ、わたしが注意するのをニヤニヤしながら待っていたりします。

 

この頃は、理解できない恐怖心が芽生えるそうです。そういえば、よく夜中にうなされています。

 

わたしが服を着替えても泣かなくなったら、今の息子にはもう2度と会えないのだ、と思うと、困ったことのはずなのに、寂しくなるから不思議です。

 

 

 

 

成長あれこれ 1歳4ヶ月

最近できるようになったこと。

 

こんにちは、というと、頭を下げます。

一緒に膝も曲がるので、おかしいです。

 

おもちゃのスマホで、なにやら誰かとしゃべっています。けっこう大きな声です。笑

 

家にある絵本を完璧に暗記しています。

絵本の一節を言うと、その本を持ってきます。

かなり長い文章にも耐えられるようになりました。

 

〇〇くんがいないーと言うと、以前はすぐ顔を出したのに、最近はしばらくニヤニヤしながらジーッとしています。時には更に隠れたりします。

 

適当にポイポイやっているようで、どのおもちゃをどこに入れたか結構正確に覚えていて、どこにやったの?くださいと言うと持って来てくれます。

 

外遊びのとき、植樹してあるようなちぎったり触ったりしたらいけないものにイタズラしようとしたとき、「よしよしする葉っぱよ」というと、イタズラをしません。イタズラをやめたら、褒めて!という笑顔で、自分の頭をよしよししてアピールします。

 

以前は、レールも電車もぐちゃぐちゃにしていた電車のおもちゃ、興味深そうに連なる電車を眺めるようになりました。

 

成長ひとつひとつに、感動があります。