ギャルドリーにて

ギャルドリーに4回ほど通っています。

まだ時間は15分間。

その間、ずっと泣き続けています…。

 

というか、泣いて怒ってます。笑

 

今日はオモチャを色々渡してみたけど、全て怒って投げたそうです。

 

先生に言われました。

 

お母さんと離れて泣く子はいるけど、怒る子は稀だ、と…。笑

 

エーンエーン、シクシク、じゃないのです。

 

ギャウワーッ‼︎‼︎といったかんじです。

「おいこらテメェ何オレを1人にしとんじゃコラー‼︎」みたいな心境なんでしょうか?

 

うちの子は、悲しみ、不安を怒りに変換できる、パワフルな子のようです。

 

 

息子がお絵描きをしている横で、わたしも息子を描いてみました。

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自己主張が…

日に日に強くなってきた息子。

 

朝から寝るまで、気に入らないことがあると、ヒーンと怒っています。

だいたいずーっとヒンヒン言ってます笑

 

まずは、朝のミルク。

寒くなってきたので、レンジで少し温めてからあげているのですが、レンジに入れたら早くしろとヒーン!だからと言って温めずにあげるとヒーン!

 

飲み終わって落ち着いたらオムツを替えてお着替えするのですが、機嫌が悪いとここでもヒーン!

その後、オモチャで遊んでいる間にわたしは着替えて朝食準備。

 

しかし、その間も、うまく積み木が積めないと、ヒーン!ぐちゃぐちゃドンガラガッシャーン!

自分で上手くできないと、「ア!ア!(手伝って!)」と言ってくるのですが、わたしがなかなか行かないと、「ア!ア!ッア!アアー!アアアー!ヒーン‼︎」と怒ります。

 

すぐ怒ります。

とにかくすぐ怒ります。

 

でも、すぐ直ります。

お気に入りの歌を歌うと、どんなに怒っているときでも、両手をあげてグルグルさせて、足でリズムを取り始めます。

歌とダンスが大好きみたいです。

 

寝るとき、子守唄を歌っていても、気に入った歌だと、寝っ転がったまま、暗闇で拳をあげてグルグルさせてます。

 

気に入らない歌だと、暗闇の中で、ヒーンと文句言ってます。

 

わたしが食器を洗っているのが嫌いみたいです。

足にしがみついて泣きます。

料理を作っているときは、つまみ食いを要求しますが、文句を言わなくなりました。ご飯を用意してるってわかってるみたいです。

でも、食器洗いでシンクに向かう行為は、彼にとって何のメリットもないから、たぶん嫌なのです。

 

なので最近、食器を洗った後のわたしのズボンは、膝の上あたりが、いつも息子の涙でぐっしょりです。

フランスのバス

街中まで、歩くと30分弱かかるので、たまにバスを利用します。

 

フランスのバスは、いや、この街の、かもしれませんが、難易度が高いです。

なぜなら、停車するバス停の事前アナウンスがないことが多々あるのです!

 

自分が降りるバス停の場所を明確に把握し、もう次だ!と思ったら「停車してください」というボタンを押さねばなりません。

もちろん、日本のように、念のため停車とか「通過します」というアナウンスはなく、降りる人にも乗る人もいないようなら、減速なしのすごいスピードで通り過ぎるので油断なりません。

そして、時には停車ボタンを押していても、うっかり止まるのを忘れる運転士さんもチラホラいます。

 

また、停車アナウンスがあっても、実際の進行状況とズレているときもあるので、たとえアナウンスがあるからと言っても安心はできません。

何度か、ズレたアナウンスに惑わされて、降り損なったこともあります。

何もかもが本当に適当!笑

 

あと、停車ボタンが異様に少ないです。

いや、日本が異様に多いのかもしれません。

 

こちらの人は、自分の近くにボタンがない時は、気軽にボタンの近くにいる人に頼むのです。「次降りたいから押してくれない?」と。

日本人みたいに、誰かに頼んで手を煩わせて申し訳ない、なんて微塵も思わない大らかなコミニュケーションがあります。

「ありがとう、よい1日を!」とお礼を言う姿は、とても清々しくて素敵です。

 

バスに乗っても、ベビーカーを畳む必要はありません。必ずそばにいる人が、「手伝いましょうか」と声をかけて気にかけてくれます。

 

日本と違うところも多いけれど、見習いたいところがたくさんあります。

ギャルドリデビューを果たしました

 1歳4ヶ月の息子、9月からギャルドリデビューしました。

 

ギャルドリとは、保育園でも幼稚園でもない、託児施設のことです。

母親が働いていなくても、空きさえあれば入れます。

フランスでは、母親にも休養が必要という認識が広く広まっていて、こういう制度がとても充実しています。

費用は税金で賄われているので、一時間4ユーロほどです。(500円くらい)

 

最初は、たいてい母子分離が難しく、たいていの子は泣いてしまうので、初回は15分。

15分泣かなかったら30分、45分、1時間と時間は徐々に伸びていきます。

慣れるかは、その子次第で、初回から30分泣かない子もいれば、1年経っても15分泣いてしまう子もいるそうです。

 

さて、初回。

うちの息子は15分なき叫んでいました。

呼吸困難になるほどの泣きです。

先はとても長そうです。

 

 

フランスのレジにて

フランスで買い物していて、レジで何度か遭遇した場面。

 

商品になぜかバーコードや値札がついてなくて、レジの人に、「これいくらだった?」と聞かれるのです。

 

正直、あんまり値段見てなかったり、だいたいしか覚えてなかったりして、焦ります。

 

そんな時。

 

「うーん、5.5€くらいだったかなあ?」というと、「わかった5€ね!」

とそのまま言い値を手打ちするのです。

 

ある時は、パック詰めのハムになぜかバーコードがついてなくて、

 

「うーん…」と黙ってしまったわたしに、

「1.5€でいい?」と聞いて、

「あなたが良いなら…」

 

と言うと、1.5€ピッと手打ちして終わりです。

 

わたしが外国人でわけがわからないからそうなるのか、

 

そもそもフランス人なら、ちゃんと値段暗記しているのか、

 

その金額の誤差はどう処理されのか、

 

などなど、疑問がたくさんです。

 

フランスの保育士さん

9月に入りバカンスが明け、街が動き出しました。

 

今週から、児童館もはじまりました!

7月から2ヶ月間のバカンス、本当に長かった…!

 

フランスには、日本のように子連れで、しかも息子のような1歳児を連れて行けるところは、ほぼありません。

 

いや、わたしが住んでいる街は田舎なので、もしかしたら、パリや大きな都市にはあるのかもしれませんが。

 

日本では家から徒歩で行けるところに児童館があり、子どもと一緒に行けるカフェレストランもたくさんあったし、ボーネルンド等の本格的な遊び場もありました。

しかし、こちらは、児童館だけが唯一にして最大の遊び場‼︎

 

木曜日、久しぶりに児童館へ…。

 

息子は大喜びでおおはしゃぎ。

 

児童館は、月曜と木曜の午前中だけやっていて、ママも一緒でなければはいれませんが、一応3人くらい保育士さんもいます。

 

その保育士さんが、日本の保育士さんとあまりにイメージが違ってて面白いです。

 

うち1人の金髪(地毛だと思われます)ショートに真っ赤な口紅、黒づくめの服(革パン)、かなりハードなスタイルで、受付カウンターでコーヒーを立ち飲みしている30代半ばくらいのマダム。

 

はしゃいでキャーと走りながらぶつかってしまった息子は、見上げて一瞬ビクッとしてました笑

 

優しい笑顔で頭を撫でてもらったのに、固まって眉間に皺をよせる息子。笑

 

本当に自由の国だなぁと思います。

こどもはすごい

息子といると、子どもはすばらしいな、といつも思います。

 

お父さんとお母さんが笑っていて、そばにいてくれたら、それが一番の幸せなんです。

 

自分はなんでもできるようになる!と信じていて、ひたむきに努力します。(テーブルの上のものを掴んだり、それはたいていわたしにとっては困ること)

 

何かができるようになる喜びを知っているのです。

 

とても、シンプルです。

 

人間って、最初はこんなに大事なことをちゃんとわかっていたはずなのに、いつ忘れてしまうのでしょうか?

わたしが今何かにチャレンジしようとしても、リスクがまず頭に浮かぶし、できるようになるメリットが思い浮かばなければ、努力するのが惜しいとすら思ってしまいます。

 

できることなら、息子にはこのまま、興味あることに飛び込み、没頭して、ときめきながら、大切な人の笑顔を糧にするような一生を終えて欲しいな、と思わずにはいられません。

 

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