歌のプレゼント

夜寝る時、電気を消した後、息子が必ず

 

「ママ、○○うたってー」というので、

何曲が歌います。

 

だいたい、

*おんまはみんな

*はたらくくるま

*ぞくぞくすいぞくかん

 

というラインナップなのですが、先日、

「あめのひ どきどき じぶん、うたう」

と「自分が『雨の日 ドキドキ』という歌を歌う」と言ってきました。

この曲は、毎日一緒に聞いている、おかあさんといっしょのCDに収録されている歌ですが、いつもあまりリクエストしてくることはありません。

不思議に思いながら聞いてみると、

 

「雨の日  どきどき  音楽会

雨粒 ピアノが ぴちょん ぴちょん  ぴちょん

かえるのコーラス  ケロケロケロ

カミナリドラムが ドンガラドン

いつもとちがう 音がする」

 

音程はとれてなくて、歌詞をそのまま言っただけ。しかも、詰まり詰まりで、ひとつひとつの言葉もわたしだけが聞き取れる発音でしたが、1番を完璧に覚えていて、びっくり!

いつのまにか、こんなに長いフレーズも覚えられるようになったんだなあーと感心しながら眠りにつきました。

 

翌朝、朝食を食べならがCDで音楽を聞いていると、前夜に息子が歌ってくれた「雨の日ドキドキ」が流れてきました。

 

わたしが、「わー、昨日歌った歌だねぇ」と言うと、息子が「これママがすきなうた」と言ってニッコリ笑ったのです。

 

あ!っと思いました。

わたしはこの歌が大好きで、この曲がかかる度に、「これお母さんがすきな歌」と息子に話しかけていたのです。

そうだったんだ!

だから、息子はこの歌を覚えて、昨日わたしに歌ってくれたんだ!

わたしが好きだといつも言っていたから、歌ってくれたのか!

 

嬉しくて、朝から泣いてしまったお母さんでした。