未来を想像する力

日に日に、色々なことへの理解が深まっている息子です。

 

ギャルドリーに預ける瞬間、少しグズグズしているときは、

 

ギャルドリー終わったらお家に帰ってお母さんとご飯食べて、お母さんとお昼寝しようね」

 

と終わった後の楽しいことを話すと、納得してくれるようです。未来を想像する力がついて、例えば公園に遊びに行って帰りたがらないときも、帰ってオヤツ食べるよ、と言うと一目散に帰り支度をするなど、楽な場面が増えてきました。

 

ところで、先日ギャルドリーに迎えにいくと見慣れない服を着せられていました。

先生に聞くと、濡れたから着替えさせた、とのこと。

ちなみに、フランスではギャルドリーでも保育園でも、オムツの替えも着替えも持っていく必要はありません。(ギャルドリーはご飯やオヤツは持参)

 

なんか濡れるような遊びをしたのかな?と家に帰って濡らしたという服を見てみると、腕から上半身びっしょりでした。

 

ああ、これはきっと、あれだな…と暗い気分になりました。

 

ギャルドリーには小さい子用の小さいトイレがあり、由宇はそこに手を入れて遊ぶのが好きなのです。

ついにトイレの存在に気づいたんだな、これはこれから毎回濡れて帰ってくるな、と暗澹たる気持ちになりました。

 

それから次は、コンセントというコンセントを抜いて回るでしょう…。

おもちゃ箱をひっくり返して、箱に入りたがるでしょう…。

少しずつ、ギャルドリーでも地が出せて来ているのは喜ばしいことですが。

 

先生も目が離せなくて大変だろうなあ〜笑

あいっ!

世の中には、怒らない育児を実践している仏のような親御さんもいるらしいけと、どうしてもわたしには無理なので、嫌なことをされたら本気で怒っています。

 

育児書にはダメとか言ってはいけないと書いていましたが、されて嫌なことを、どうして我慢できるのかさっぱりわかりません。

それが例え1歳児であっても。

 

危ないことや、されて嫌なことをしたら、

「コラー!そんなことしちゃダメでしょ!!」

 

と怒るのですが、

息子は最近、わたしにそう怒られると、

「あいっ!」

とすごくいい返事をしてかわすことを覚えました。

 

あいっ!と言われると、

「うぐ、、わかったんならいいよ…」

とその先にが続きません。

 

このほか、

「あれ?あれ?」

と、自分がやったことなのに、いかにも意外そうに首を捻って難を逃れるというワザもあります。

 

今夜も、お風呂のあと浴室を片付けていると、二階の階段の柵の間から、寝室に置いてある絵本を、一階に向かって投げて遊んでいるのを発見。

 

わたしは絵本を踏んだり、投げたり、ぞんざいに扱われるのが、生理的に許せない(&片付けるのも面倒だし)ので、思いっきり

 

「こらー!ダメでしょー!!」

と怒ると、

「あいっ!」

 

と言って逃げて行きました。

やはり、そう言われると、もう怒れません。

 

だんだん知恵がついているな、と思います。

 

 

金髪の美女

息子のギャルドリーでの託児を年明けから2時間にしました。

すると、迎えに行ったときいつも泣いてます。

どうやら、今のところ1時間半が限度みたいです。

でも、きっとまた成長とともに1時間半の壁を越えてくれると信じています。

 

最近、ギャルドリーに金髪の若い先生が入りました。

息子は、預けるときいつも、ふぇーんえっえっと泣いている(涙は出ていない泣き真似です)のですが、その金髪の先生を見つけると「あっ」と言って一瞬真顔になります。

その瞬間いつも、今は泣いているけど今日も大丈夫だな、と確信するわたしです。笑

夜中の出来事

息子、一歳8ヶ月になり、夜21時過ぎに就寝すると、翌朝7時過ぎまでぐっすり眠るようになりました。

 

時々、怖い夢でも見たのか、泣きながら起きるときもありますが、声をかけたり水を飲ませたりしたら、またパタリと寝ます。

 

本当に楽になりました。

1年前の今頃は、まだ2時間置きの夜泣きに悩まされていましたから…。

 

昨夜、隣で寝ていたときのこと。

息子の寝息がなんだか眠りが浅い感じだなあと思っていると、何やらがさごそ起き上がる様子。

目を開けると、息子が寝ぼけ眼でこちらを除き込んでいます。

 

「目が覚めちゃったの?」

 

と声をかけるとニッコリ笑って、

 

「デギッ(すき)」

 

と言ってまたゴロンと転がって寝てしまいました。

夜中に目が覚めたとき、隣にわたしがいて嬉しかったのかな?

わたしもなんとも幸せな気持ちで眠りにつきました。

2018年

2018年がはじまりました。

 

今日で夫の休暇も終わり、また明日から日常生活がはじまります。

 

2017年はフランスで新しい生活がはじまり、戸惑ってばかりで周りの人に助けてもらってばかりだったけれど、2018年は少しでも誰かに何かハッピーをあげられる自分になりたいなと思います。

 

息子が夜は幸せな気持ちで眠りにつき、朝起きたとき喜びでいっぱいの毎日を送れるよう、願っています。

 

2018年が終わる頃は、息子はどんな風に成長しているのかな。

はやく話せるようになってほしいけど、今の宇宙語を聞けなくなるのはとても寂しい。

はやく大きくなって欲しい気持ちと、今のままでいて欲しい気もちがいつもせめぎ合っています。

 

 

2017年のおわり

気がつけば2017年が終わります。

 

今年はフランスに移住して、いっぱいいっぱいの年でした。どちらかというと、大変なことが多かったのですが、その中でも息子はグングン成長してくれて有難い限りです。

 

自我が出てきて大変なこともありますが、わりと切り替えが早いという性格も見えてきて面白いです。

また、ふとした仕草や態度で笑わせてくれることも増えました。

毎日かわいくて楽しいです。

 

最近は、ウンチをするとき、恥ずかしそうにテーブルの下に潜ってやるようになりました。

心細そうな表情がかわいくて、写真に撮りたいくらいですが、なんとなく悪い気がして撮れないでいます。

 

2018年も、楽しい思い出をたくさん作りたいと思います。

スペクタクル鑑賞

市の図書館で無料で鑑賞できる小さい子ども向けのスペクタクル(ショー)を見に行きました。

 

息子のシッターさんが、ギャルドリになかなか馴染めない息子を心配して、なるべく子どもの集まる場所へ出かけた方がいいと、気にかけてくれているのです。

ショーなら、言葉がわからなくても楽しめるから、とわざわざ電話で予約もしてくれました。

 

本当のことを言うと、わたしは、あまり気が進みませんでした。

息子はじっとできるだろうか?

場所見知りをして泣くのではないだろうか?

フランス語がわからないと癇癪を起こすのではないだろうか?

と心配事のほうが多かったからです。

 

でも、何度も電話で交渉してくれたシッターさんの厚意を無にするわけにもいかず、とりあえず出かけてみることに。

 

会場につくと1歳〜3歳くらいの子が15人くらいいました。小さい舞台で、年配の女性ひとりの人形を使ったショーでした。

 

はじまると、息子はなんと真剣に見てる‼︎‼︎

よくわからないところでゲラゲラ笑ったり、歌がはじまると両手をあげて得意のダンスをしたりとノリノリです。

もちろん、ジッとはできず、立ったり座ったり、周りの人の表情をうかがったりと忙しそうでしたが、なんとか30分間見終えることができました。

 

何より、息子がとっても楽しそうだったのが意外で、嬉しかったです。

というか、笑ったり踊ったり、拍手したり、誰よりも陽気だった…。フランス人ママ達も苦笑いするくらい目立っていました。

 

一体誰に似たのか…。

 

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