歌のプレゼント
夜寝る時、電気を消した後、息子が必ず
「ママ、○○うたってー」というので、
何曲が歌います。
だいたい、
*おんまはみんな
*はたらくくるま
*ぞくぞくすいぞくかん
というラインナップなのですが、先日、
「あめのひ どきどき じぶん、うたう」
と「自分が『雨の日 ドキドキ』という歌を歌う」と言ってきました。
この曲は、毎日一緒に聞いている、おかあさんといっしょのCDに収録されている歌ですが、いつもあまりリクエストしてくることはありません。
不思議に思いながら聞いてみると、
「雨の日 どきどき 音楽会
雨粒 ピアノが ぴちょん ぴちょん ぴちょん
かえるのコーラス ケロケロケロ
カミナリドラムが ドンガラドン
いつもとちがう 音がする」
音程はとれてなくて、歌詞をそのまま言っただけ。しかも、詰まり詰まりで、ひとつひとつの言葉もわたしだけが聞き取れる発音でしたが、1番を完璧に覚えていて、びっくり!
いつのまにか、こんなに長いフレーズも覚えられるようになったんだなあーと感心しながら眠りにつきました。
翌朝、朝食を食べならがCDで音楽を聞いていると、前夜に息子が歌ってくれた「雨の日ドキドキ」が流れてきました。
わたしが、「わー、昨日歌った歌だねぇ」と言うと、息子が「これママがすきなうた」と言ってニッコリ笑ったのです。
あ!っと思いました。
わたしはこの歌が大好きで、この曲がかかる度に、「これお母さんがすきな歌」と息子に話しかけていたのです。
そうだったんだ!
だから、息子はこの歌を覚えて、昨日わたしに歌ってくれたんだ!
わたしが好きだといつも言っていたから、歌ってくれたのか!
嬉しくて、朝から泣いてしまったお母さんでした。
いたずらっこ
1年前にギャルドリーに預けはじめた頃は、わずか15分でも大泣きして、なかなか馴染む事ができなかった息子。
1年後の今は、週に2回、9時から16時まで、生き生きと通っています。
昨日迎えに行ったとき、先生に、
「彼は、なかなかのいたずらっこね!」と言われました。
日本人感覚でわたしが
「申し訳ないです」
というと、
「ノンノン、面白いわ!○○(息子)にはいつも笑わせてもらってるのよ、どんなイベントにも積極的に参加するとても良い子よ!」
と言われました。
預ける時や、迎えに行ったときに話す感じで、先生達が息子をとても好きでいてくれることをいつも感じます。
息子も、イタズラっ子と言われるほど、のびのびと遊んでいるのでしょう。
嬉しいのがら先生達が、
「彼がいつも言ってる『アリガトウ』ってどういう意味?」と聞いてくれたり、わたしが教えてない日本語を、息子の為に覚えて言ってくれたりすることです。
言葉の壁を感じたり、常に孤独を感じたりする海外生活ですが、色々な人達に支えられて、ちょっとした人の優しさや温かさに感謝する日々です。
ぼく、ここにいるよ
先日、息子とLEGOで遊んでいた時のこと。
LEGOで作ったショベルカーやトラクターの運転席に、人形を入れていると、わたしが選んだおじさんの人形(写真右)が気に入らなかったらしく、息子が、
「ちがう!コッチ!」
と可愛らしい男の子の人形(写真左)に入れ替えていたので、
「そうか、これは○○くん(息子の名前)が運転しているんだねー」
と男の子の人形を息子に見立てて言ってみると、息子が、すごくキョトンとした顔で、わたしをまじまじと見て、
「チガウ、これ、○○(息子)じゃない、ボク、ここにいる」
と自分を指差して、自分はココにいるから、この人形は自分じゃないと言ってきました。
ぼく、ここにいる、という言葉がとても新鮮で面白かったです。
しゃべりはじめました。
すごく間があきました。
その間に、息子はたくさん話し始め、私達を笑わせてくれます。
どこで覚えてきたの?という言葉を知っています。
例えば夕食の時、パパが野菜を食べさせようと、スプーンに野菜をのせて、はい、アーンと口元に持って行くと、プイと横を向き、
「けっこう!」
「結構」が断る時に使うとどこで知ったのでしょうか?
また、パパの背中に乗って馬さんをしてもらうとき、お気に入りの毛布を持って乗ろうとしたら、毛布が邪魔でなかなかパパの背中に乗れません。
「じかん が かかる…」と独り言。
息子がなかなかできないこと、例えばレゴを組み立てたり、残ったご飯をスプーンでかき集めたりすると、
「ママ、しゅごーい(スゴイ)!」と褒めてくれます。
一番嬉しかったのは、夏の長い旅行から帰って、久しぶりにわたしがご飯を作ったら、
「うまい!うまい!」とかき込むように食べ、
「ごあん(ごはん)しゃいこー!(最高)」と言ってくれました。
わたしが水をこぼしたり、何か落としたりすると、
と嬉しそうです。これは少し腹が立ちます。
忘れないように、もっと日々書き留めておこうと思います。
わかったこと
ここ数日、寒暖差が激しく、息子が鼻風邪をひきました。
鼻水が大量に出るので、久しぶりにメルシーポットという名の電動鼻吸い機を使うことに。
息子はこの機械が怖いのか、必ず泣きます。
でも、鼻水を根こそぎ取ってくれ、軽い風邪ならすぐに治るので、嫌がられながらも毎回お世話になっていました。
さて、今回、息子がしゃべるようになってから初めての使用。
ノン!ノン!という息子を抑えつけ、いつものようにズゴゴゴーっと鼻水を吸っていると、
息子:「あな、イタタター!(鼻、痛たたたー!)」
そうなんだ、痛かったんだ、痛いから毎回泣いてたんだ!音が大きいからとか怖いからとか予想していたけど、痛かったんだね。
最大の吸引力で吸っていたのを、中くらいの力に変えたら、泣かずに鼻水を吸われていました。
言葉って便利だなあと思いました。
言葉が増えてます
2歳1ヶ月、息子の話せる言葉が増えてます。
というか、わたしのマネがとても上手くなりました。
一回言ったら、すぐにマネできることが増えてきて、毎日驚かされます。
みじゅ:水、あちゃ:お茶、ガリ:ガリアというミルク、じゅっしゅ:ジュース
これで飲み物は何がいいか表現できるように。
お風呂から出るときは、
「あーるよー(あがるよー)」
と言うようになり、かわいいです。
ママ、あっこ(抱っこ)と言ったりもします。
2歳の誕生日プレゼントに、ストライダーというペダルのない幼児用の自転車を買ったのですが、やはりまだ難しく未だに上手く乗ることはできません。
毎日お庭で練習させるときに、「毎日コツコツ頑張って乗れるようになろうね」と言っていたら、
「こっちゅこっちゅ」と言いながら乗るようになり、なんだかいじらしいです。
追記
5月29日はじめて自分の名前が言えました!