Bon familles !!!
日曜日は、家族で湖で過ごしました。
近くのパン屋さんで、サンドイッチを買い、(息子にはおにぎりを持参)、夫はビールを抱えて、のんびりピクニック。
ご飯の後は、いつものお散歩コースを3人で歩きました。お父さんがいるから息子は大はしゃぎ‼︎
犬のお散歩をしている人もいつもより多く、動物が大好きな息子は、それにもとても喜んでいました。
お散歩する犬を観察したり、花を摘んだり、葉っぱをちぎったり、枝を揺すったり、大忙し。
野生のアヒルや鴨が泳ぐ湖、本物の自然が身近にある環境で息子と過ごせることを、とても幸せに思います。
そんな気持ちが伝わったのでしょうか?
ひとしきり遊んで、帰ろうとしていると、突然、木陰に車を停めて休んでいたおばあちゃんに呼び止められました。
「あなたたちはとても良い家族!わたしはずーっとここであなた達を見ていたの。その子はとてもハンサムで、かわいいし、本当に幸せね!幸運がやってくるわ!本当に素敵な家族‼︎」
と、急にべた褒めされました。
びっくりしたけど、とても嬉しかったです。
このように、フランス人は思ったことを感情のまま、ストレートに表現します。赤の他人であっても。笑
木漏れ日の優しい光、芝生の草の匂い、鳥のさえずり、アヒルの鳴き声、澄んだ空気、たくさんたくさん、息子の記憶に刻まれますように、と願いながら、毎日を過ごしています。
成長あれこれ。
今日も夕食後に湖のほとりをお散歩。
アヒル達が、陸にあがって羽根をかわかしていました。
こちらの生活もだいぶ落ち着いてきて、息子の機嫌もだいぶよくなりました。
と同時に、色々成長しています。
まず、積み木が積めるようになりました。
すこし前から積もうという意思は見られたのですが、昨日(6月7日)はじめて3つ積むことに成功!
あとは、わたしの注意を引きたいときに、意思を持って悪いことをします。
例えば、生ごみをあさったり、口に入れたら怒られると分かっているものを口に入れてクチャクチャしたり。
構って欲しい時に、絵本を持って来たりもします。絵本を持って来たときだけは、家事をしていても、手を止めて読んであげるからです。
最後には、「マッマ」と呼びます。
わたしが喜んで飛んでくるとわかっているのです。
やったら怒られる遊びをするときは、わたしに背を向けます。わたしが声をかけると、ビクっとします。
些細なことばかりですが、毎日小さい喜びに溢れています。
はじめての言葉!
2017/06/02、息子の発する言葉に変化がありました。
いままでは、へぇ?、ああ?、うー、うぶう、ばぶう、といったボキャブラリーしかなかったのが、突然、んまっ!んば!と言いはじめました。
最初、わたしに向かって、「んまっま」と言ったので、「そうよ!わたしがママよ!」と抱き合って大喜びしました。息子も心なしか、恥ずかしいような、誇らしげなような表情。
帰宅した夫の前でも、「んまっま」と発音し、ほらね、わたしのこと、ママって言ってる!と自慢すると、夫は悔しげな表情。
夜、わたしがお風呂からあがると、夫が息子に、「パパだよ、ぱっぱっ!」と一生懸命教え込む姿が…。よほど羨ましかったようです。
しかし、2日程経つと、明らかにお腹が空いた時、おやつやごはんを見た時に、「まんま!」と言っており、どうやら息子のはじめて発した意味のある言葉は「まんま」(ごはん)のようです。
確かに、食に貪欲だもんなあ。
毎食後、お腹いっぱい食べ過ぎてよろけている彼にふさわしい言葉でした。
息子のごはん
フランスに来て以来、情緒不安定だからか、時差ボケで食欲がなかったのか、フランスの慣れない食材で作るわたしのご飯が口に合わなかったのか。
出された食事を片っ端から投げ捨て、食べなくなっていた息子。
こちらも時差ボケの中、慣れないキッチンで、日本から持って来た貴重な出汁や味噌や海苔を総動員して作っているのに、投げ捨てられると本当に腹が立って泣きたくなりました。
お菓子やバナナしか食べないから便秘にはなるし、心配もしました。
月曜に無事新しい家に落ち着くと、心なしか笑顔も増え、ご飯もモリモリ食べてくれるように。
最近の息子のお気に入りは、
相変わらず納豆ごはん、海苔、鶏ハム、薄く塩をして焼いたサーモン、クタクタに茹でてブイヨンで味付けしたインゲン、塩茹でのブロッコリー、苺、バナナ。これらが出てくるとバクバク食べる一軍です。
(これらが視界に入ると頂きますのお手手パチンをしません。する時間を惜しんで食べ始めます)
あとは、お味噌汁に入っている、玉ねぎ、カブやじゃがいも、青梗菜、お豆腐も食べます。あとはメロンや桃やキウイ。これらは出されたら嫌がらずに食べるもの。
油揚げや、トマト、卵焼きは日によって食べたり食べなかったり。
鶏ハムは、胸肉やササミの表面に塩と砂糖を擦り込んだものをジップロックに入れて、お湯を沸騰させた鍋の中に入れて(表面の色が変わったら火から下ろす)湯が冷めるまで置いて作ったものです。
簡単なのでよく作ります。
日本にいた時は、毎日小松菜やひじきでカルシウムや鉄分を取っていたけれど、こちらでは手に入らないので、牛肉やチーズをもう少し食べさせた方がいいのかなあと思っています。
週末にはミートボールを作ってみようかな。
最近は食べた後に、テーブルを拭くお手伝いをしてくるようになりました。
全然拭けてないけど、テーブルの上で台拭きをゴシゴシしてご満悦です。
街を歩くと
一歳になる息子を連れて歩くと、日本と同じように、道行く人によく話しかけられます。
いくつ?歩く?とか、簡単な言葉なので、わたしの拙いフランス語でもなんとか。
そして赤ちゃん連れには、みんなすごく優しいです。
スーパーのレジで並んでいても、息子と一緒にいるだけで、順番を譲ってもらえたりします。
今日は公園であんよの練習をしていたら、おばあちゃんに「ブラボー!」と言ってもらえました。
しかし、息子はフランス語の会話がはじまると、眉間にすごい皺を寄せてフリーズします。
やはり、違う言葉ってわかってるんだなあ。
街を歩いていて驚くのは、赤ちゃん&子どもの多さ‼︎ベビーカーを押すママだらけです。
フランスに来て数日ですが、日本にいるときのように、子連れでまわりに迷惑をかけないか、ヒヤヒヤハラハラすることは、全くありません。
子連れに対しておおらかで、子育てしやすい空気をすごく感じます。
悪夢の時差ボケ
前回は夫婦二人だけだったフランス生活ですが、今回は1歳になったばかりの息子も一緒です。
色々前とは違うんだろうなあと覚悟はしていましたが…。
フランスに着いて以降、予想以上のくずり‼︎
起きている間中、ふぇふぇ〜え〜んと言ってまとわりついてらきます。
体内時計が狂って、一日中、眠いようです。
なので仕方なく、久しぶりに一日中抱っこ。
しかし、すでに9キロ近くある子を1日抱っこはなかなか辛いぞ!!しかも、わたしも時差ボケでフラフラなのに!
おまけに、夜泣きも復活‼︎‼︎
…誰に似たんだ…なんて敏感なやつなんだ…。
我が子ながら、なかなか神経質。しかも、それを内に秘めるタイプではなく、周囲にものすごくアピールしてくるタイプ…。
面倒くさい大人になりそうだなあ〜。と一抹の不安がよぎる。
という初日の3日でしたが、そこはさすが子ども。
4日目の今日は、お昼寝の時間も短くなって、ほぼ日本にいるときのタイムスケジュールで1日過ごすことができました。なかなかの順応性!明日からもこの調子で宜しく頼むよ。
フランスへ再び‼︎
シャルル・ド・ゴールから見た空
2017年5月13日、再びフランスに舞い戻ってきました。
シャルル・ド・ゴール空港に降り立ってすぐに、懐かしい匂いに包まれました。
フランスは、どこにいてもどこからか、かすかに香水の匂いが漂ってきます。
前回の滞在後、確かに6年間日本で生活していたのに、それがまるで夢だったかのような、不思議な感覚に襲われました。
まあ、つまり、違和感なく生活がはじまりそうな感じがしました。
これから、楽しい思い出たくさん作って帰りたいなと思います。