結婚したいな

5歳の息子、突然、

 

「お母さん、結婚って何?」と聞いてきました。

 

「他人の男の人と女の人が一緒に住みましょうって言って家族になることだよ。お父さんとお母さんも結婚する前は別々に暮らしてたんだよ」

 

と言うと、

 

「え、いいなー、僕も結婚したいな〜」

 

と息子。

 

「え、誰と結婚するの?」

 

と聞くと、

 

「そりゃあ、お父さんとお母さんとだよ」

 

キミはもうすでに家族だし、3人で結婚はできないんだよ、と説明してみましたが、納得いってないようでした。

あれは怒ってた。

日本の幼稚園に行きはじめた息子。

 

言葉の通じない海外にいたせいか、怖い母に育てられたせいか、まわりの状況をよく見て頑張っている様子。

 

時々怒られる子がいるらしく、先生が怒ったらすごく怖いんだよ、だから僕怒られないように注意してるんだーと言っています。

 

フランスの先生も怒ってたでしょう?どっちが怖い?と聞くと、

 

そりゃ、日本の先生だよ、フランスの先生は注意してたけど、怒ってはなかったよ、日本の先生は怒ってるんだよ!と。

 

よくわかってるなーと感心すると共に、日本の幼稚園の様子を聞くとなんとも言えない気持ちになります。

 

ちなみに、私の様子がおかしいと、

「ママ怒ってるの?イライラしてるの?それとも疲れただけ?どれなの?」

と聞いてきます。自分自身にも、なんとも言えない気持ちになります。。。

ホラー絵本

日本に帰ってきて、1番に行きたかった場所。

図書館に息子と行き、1人6冊借りられるので、さっそく12冊絵本を借りました。

 

その中に、「こねこのチョコレート」という絵本があり、寝る前にさっそく読みました。

絵本のストーリーは、4歳の女の子が、弟の誕生日プレゼントに買った8粒のチョコレートを我慢できずに夜こっそり食べてしまう話だったのですが、女の子が一粒目のチョコを食べた時点で、顔を手で覆い恐怖に震える息子。笑

女の子が2粒目を食べると、布団をかぶって悶絶。

 

結局、女の子は全部のチョコを食べてしまい、翌日の弟の誕生日会にて空のチョコレート箱が発見され、女の子の犯行が白日の元に晒されるのですが、そのページは直視できず、私の肩越しからそっと盗み見ていました。

 

結果はハッピーエンドだったのですが、その時も息子は放心状態。

読み終わったら、なんか疲れたね、、と言ってすぐに寝ました。

なんとも気の小さい息子です。

 

 

ママはどうやったら

この12月で日本に帰ることになりました。

海外からの引っ越し準備は本当に大変で、毎日涙目、いや鬼の形相になって作業していました。

 

そんな時、息子が、「ねえ、ママはどうやったら笑うの?」と聞いてきました。

「ボク、ママが好きなんだよ、だから笑って欲しいんだけど」

 

余裕がなかった自分を反省しました。

心配しないでね

息子が寝る前ベッドの中での会話。

 

「ママ、ボクが、5歳になって6歳になって、7歳になって、8歳になって、9歳になって…」

 

私(話長いな…)

 

「それから、もっと大きくなったら、ママ、泣いちゃう?寂しくて泣いちゃう?」

 

私「うーん、そうだねー、○○が大きくなったら嬉しいけど、寂しくて泣いちゃうかもね」

 

息子「ママ、大丈夫だよ、ボク5歳になって、6歳になって7歳になって、8歳になって、9歳になっても、ずーっとママのこと、大好きだから。ずーっとずーっと大好きだから、心配しないでね」

 

今日も息子は天使でした👼

 

やられたら、やりかえせ!

息子、幼稚園で時々強い子から嫌なことをされて、泣いてしまうみたいです。

 

今日、叩かれたんだよ、髪を引っ張られちゃったんだよ、とよく言ってます。息子は暴力的なことができないから、されるがままになっているのが目に浮かびます。

 

「やめてって言ってもやめてくれなかったら、やり返してもいいんだよ!やられたらやりかえせ!」

 

と言うと、

 

「え、お友達に嫌なことしたら僕が先生に怒られちゃうじゃん」 

と冷静な返し笑

 

「うーむ、、たしかに…どうしたものか...」

 

仕方がないので、

 

「彼は僕に嫌なことをした」「彼は悪いことをした」「彼は意地悪だ」「僕は〇〇が痛い。彼にやられた」というフランス語を伝授しました。

これで先生に言いつけてやれ!と鬼の形相で教える母(私)

 

息子は最初は武器を得て嬉しそうでしたが、だんだんお友達がかわいそうになってきたみたいで、

「でも、〇〇くんも優しい時もあるんだよ、嫌なことされても、〇〇くんがだいすきなんだ」と必死に庇うように。

親バカですが、本当に心優しい子です。

繋がってる②

息子、すっかり元気になり、幼稚園に通っています。

 

夕食の時、息子がふと、

 

「ママ、心ってどこにあるの?」

 

と聞いてきました。うーむ、難しい!

胸のような気もするが、頭の中のような気もする。

でも、やっぱりわかりやすく、胸のあたりと教えました。嬉しくて胸がドキドキしたり、悲しくて胸がキューッとしたりするから。

 

ここだよ、と教えると、「じゃあ僕が幼稚園に行っているときは、僕のココとママのココが繋がってるんだね」と笑いました。

この間の離れていても心が繋がってる、話したのが思った以上に彼を勇気づけているようです。